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【女性編】35歳からの婚活と妊活リミット

  • 執筆者の写真: 由美子 時田
    由美子 時田
  • 7月18日
  • 読了時間: 5分

素敵なご縁をお探しのみなさん、こんにちは。トナリビト代表の時田です。

私は、日本最大級の妊活SNSを運営してきた経験から、35歳以降の婚活・妊活には「焦り」「夫婦の問題なのに孤独感」「夫婦間の協力」「やめどきを迷う葛藤」が常に伴うことを知ってきました。

この記事では、医学的なデータとリアルな声をもとに、焦る前に知っておきたい現実と選択肢についてお伝えします。まずは、女性編です。


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妊娠のリミットは何歳? 医学データから見える現実


妊娠には年齢の影響が大きいことは、多くの研究で明らかになっています。


  • 健康なカップルが排卵日に性交した場合、1周期あたりの自然妊娠率は

    • 30〜34歳:25〜30%

    • 35〜39歳:約18%

    • 40〜44歳:約5%

    • 45歳:約1%と報告されています(日本産婦人科学会、厚生労働省資料)。


また、流産率も35歳以降で上昇し、37歳で約25%、40歳では約40%に達するという統計もあります。こうした数字を見ると、不安が増すかもしれません。しかし「可能性がゼロになる」というわけではなく、「時間と戦略が大事になる」という理解が必要です。



婚活市場で35歳以上の女性が直面する現実


出産年齢の平均は上がり続け、今や初産の平均年齢は31歳を超えています。一方で、35歳以上での初産はまだ全体の2割弱にとどまり、多くの女性にとって大きなハードルです。


婚活市場では「子どもを望むかどうか」が大きな分岐点になり、35歳を超えると相手選びの条件がよりシビアになります。だからこそ、曖昧にせず「自分はどうしたいのか」を整理することが重要です。


妊娠したい30代婚活女性

焦る気持ちが逆効果になる理由


「時間がない」と強く意識するほど、婚活の場ではその焦りが相手に伝わってしまいます。本来は「子どもを大切にしたい」という前向きな気持ちなのに、相手には「プレッシャー」として受け取られてしまうことが少なくありません。


焦りをエネルギーに変えて行動することは大事ですが、それ以上に「どう伝えるか」「どう出会い方を選ぶか」で未来は変わります。



夫婦であっても同じ温度感で話すのが難しいテーマ


ここで忘れてはいけないのは、「子どもを持つこと」については女性だけでなく男性にとってもデリケートなテーマだということです。


妊活SNSの声を見ても、実は男性の方が本音を口にできずにいるケースが多く・・。

  • 「自然に妊娠できるはず」と思っている

  • 「妊活のための営みが義務的になるのは嫌だ」

  • 「病院や検査には行きたくない」

  • 「自分が原因かもしれないと考えるのがつらい」


こうした男性の気持ちは、女性と同じくらい、あるいはそれ以上にデリケートです。そのため、女性が医学的データを踏まえてシビアに考えているときでも、男性は「なるようになる」「焦っても仕方ない」と考えていることが多く、温度差が生まれやすいのです。


この温度差が、「一緒に考えたいのに話せない」「協力してほしいのに歩幅が合わない」という夫婦間・カップル間の苦しさにつながります。「彼が協力してくれない」のではなく、「そもそも受け止め方が違う」と知ることが、パートナーとの対話をスムーズにする第一歩になります。



妊娠リミットを意識した婚活戦略


妊娠の可能性が下がっていく現実を前にすると、多くの方が「焦らなきゃ」と思いがちです。けれども、大切なのは「焦って動くこと」ではなく、「戦略を持って動くこと」です。


スピード婚を叶える出会い方

婚活アプリは気軽に出会える一方で、真剣度の高い人ばかりではありません。一方、結婚相談所のように「結婚を前提にした出会い」に絞れば、関係が進展するスピードは格段に速くなります。子どもを望む人にとっては、交際開始から結婚までの時間を短縮できる仕組みを選ぶことが重要です。


相手に「子ども希望」をどう伝えるか

「子どもが欲しい」という思いは、相手にとっても大事な情報です。しかし、あまりにストレートに伝えると「プレッシャー」に感じられることもあります。

大切なのは、「子どもが欲しい」その一点だけではなく、

  • どんな家庭をつくりたいか

  • どんな人生を一緒に歩みたいかを含めて伝えること。

「一緒に未来を考えたい」という気持ちとして共有すれば、相手に圧力ではなく「共感」として届きます。



まとめ:一人で抱え込まずに、プロと戦略を立てる


35歳からの婚活は、「妊娠リミット」を意識せざるを得ない現実があります。けれどもそれは、「不可能」という意味ではなく、「より戦略的に動く必要がある」というサインです。

妊娠・出産は女性だけの問題ではなく、男性もまた「自然に任せたい」「検査は嫌だ」といったデリケートな本音を抱えています。夫婦やカップルで温度差が生まれるのは自然なこと。だからこそ「同じ温度感で話せる場」を持つことが大切です。


トナリビトは、妊活SNSを通じて数千人の声を聞いてきました。「焦り」「夫婦の問題なのに孤独」「やめどきの葛藤」といった声を知っているからこそ、一人で抱え込むのではなく、あなたに合ったペースで未来を考えるお手伝いができます。


もし「時間がない」と感じているなら、ぜひ一度、無料カウンセリングで気持ちを整理してみてください。一緒に、あなたに合った婚活の進め方を考えていきましょう。


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