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【男性編】男性にも知ってほしい|35歳以上女性の婚活と出産リミット、そして男性自身のデリケートな現実

  • 執筆者の写真: 由美子 時田
    由美子 時田
  • 7月25日
  • 読了時間: 4分

素敵なご縁をお探しのみなさん、こんにちは。トナリビト代表の時田です。

私は、日本最大級の妊活SNSを運営してきた経験から、35歳以降の婚活・妊活には「焦り」「夫婦の問題なのに孤独感」「夫婦間の協力」「やめどきを迷う葛藤」が常に伴うことを知ってきました。

この記事では、医学的なデータとリアルな声をもとに、焦る前に知っておきたい現実と選択肢についてお伝えします。今回は、男性編です。



女性側の問題ではなく、夫婦の問題


出産リミットや妊娠率について語られるとき、多くは「女性側の問題」として語られがちです。しかし妊活SNSを通じて数千人の声を聞いてきた私は、むしろ「夫婦間の問題である」現実を感じてきました。

「自然な営みで妊娠したい」「病院や検査には行きたくない」「妊活のための営みが義務になるのはつらい」——。そうした男性のデリケートな気持ちが、夫婦やカップルでも同じ温度感で話すことを難しくしています。


妊婦を見る男性

なぜ「妊娠=女性の問題」とされやすいのか?


社会的には「高齢出産=女性のリスク」と語られることが多く、妊娠・出産の責任は女性に偏りがちです。


しかし実際には、不妊原因の約半数は男性側にも関係します(日本産婦人科学会「男性不妊について」)1


にもかかわらず「女性の問題」とされること、まだ女性自身もそう思うことで、男性自身が本音を隠してしまう構造が生まれています。



男性が抱えやすいデリケートな本音


妊活SNS事業でアンケートをとると、男性のこんな本音が多く寄せらました。

  • 「自然に妊娠できると思っている」

  • 「妊活のための営みが義務的になるのは嫌だ」

  • 「病院や検査には行きたくない」

  • 「自分が原因かもしれないと考えるのがつらい」


これらは決して珍しいことではなく、多くの男性が心の中で感じていることです。ただ、それをパートナーに伝えられないために「温度差」となって現れます。



同じ温度感で話せない苦しさ


こ女性は「年齢と妊娠率のデータ」を知るほどシビアに考えるようになります。一方で男性は「なるようになる」「自然に任せたい」と考えがちです。

このすれ違いが、

  • 「一緒に考えたいのに話せない」

  • 「協力してほしいのに歩幅が合わない」といった夫婦やカップルの苦しさにつながります。


「協力してくれない」ではなく、「受け止め方が違う」という前提を知ること。それが、婚活や妊活での対話をスムーズにする第一歩になります。



男性にこそ知ってほしいデータ


妊娠に影響を与えるのは女性だけではありません。

  • 不妊症の原因の約48%は男性にも関係します1

  • 精子数や運動率は20代後半から少しずつ低下し、40代以降では妊娠率に影響することが報告されています2

  • 男性不妊外来を受診する人は年々増加しており、「男性側の問題」は確実に可視化されてきています。


私が妊活事業で、男性・女性にインタビューをした際にも、人知れず悩んでいる男性がたくさんいました。

たとえば、「女性の排卵期にあわせて回数を持つことを望まれるが、体質的に対応できない。」

「義務的な営みで妊活EDになってしまい、奥さんから悲しまれている」「奥さんと温度差がある」などの声です。


女性と違って、男性は周囲に言わわない方が多いので、一人で抱え込んだり、妊活そのものを避けてしまい、夫婦間の亀裂を深めたり、そんなご夫婦がたくさんいらっしゃるのです。


一人で悩む男性


夫婦で温度差を超えるためにできること


なにより、一番は、話し合いです。結婚前から二人で学んだり、進め方を話し合ったり。

妊活の準備を始めることをプレ妊活と言いますが、子供を強く望むならば、結婚相談所の婚活においては、真剣交際までに子供や妊活についての対話をしていただくことが望ましいです。


妊活を進めるにも、女性任せにしない姿勢がとても大切です。

  • 「子どもを望むかどうか」を、相手任せではなく“自分事”として語る

  • 病院や検査は「夫婦で一緒に受ける」スタンスを持つ

  • 妊活が義務にならないよう、リラックスや楽しさを取り戻す工夫をする

  • お互いの葛藤を「言葉にできないもの」として尊重する




まとめ:一人で抱え込まずに、プロと戦略を立てる


妊娠や妊活リミットは「女性だけの問題」ではありません。男性もまた「自然に任せたい」「検査は嫌だ」といったデリケートな本音を抱えています。

だからこそ、夫婦やカップルで同じ温度感で話すことが難しいテーマなのです。お互いの違いを知り、安心して本音を話せる場を持つこと、価値観のすり合わせを行っておくことが、未来への第一歩になります。


トナリビトは、妊活SNSを通じて数千人の声を聞いてきた経験を生かして、男女双方の気持ちに寄り添いながら、「焦り」や「孤独」を一人で抱え込まず、あなたに合った婚活・妊活の進め方を一緒に考えるお手伝いをしています。


男性も女性も、一人で抱え込まないで。まずは無料カウンセリングで安心して本音を話してみませんか?


出典


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