DINKS希望でも結婚相談所で婚活できる?専門カウンセラーが徹底解説
- 由美子 時田
- 8月27日
- 読了時間: 29分
更新日:9月24日
婚活や結婚相談所に関心を持ってくださっているみなさん、こんにちは。
トナリビト代表カウンセラーの時田です。

今日は「子どもを望まない自分でも、結婚相談所で婚活できるのだろうか?」というテーマでお話ししたいと思います。
「結婚したいけど、子どもは欲しくないんです...」
最近、30代半ば〜40歳をすぎたあたりの男女から、この悩みを聞く機会がとても増えました。
自分の時間やキャリアを大事にしたい
年齢的に子どもを持つ自信がない
人生の選択肢として「子どもを持たない」ことを考えたい
理由はさまざまですが、「子どもを希望しない人が確実に増えている」のは社会全体の流れです。
とはいえ、婚活の場に出てみると「結婚=子ども」という前提がまだまだ根強く、マッチングアプリや婚活パーティーでは「子どもが欲しい」が当然のように語られています。
そんな中で「私は違う」と伝えるのは、とても勇気がいることですよね。
結婚相談所なら価値観を丁寧にすり合わせできる
では、結婚相談所ならどうでしょうか?
プロフィールには「子どもを望むかどうか」という項目があり、多くの相談所では、カウンセラーが介在することで、このデリケートな話題を偽りなく丁寧に扱うことができます。
実際には「欲しい」と入力している人ももちろんいますが、必ずしも子ども前提で活動している方ばかりではないのです。
むしろ、価値観をしっかり共有したい人にとって、結婚相談所は出会いの確率を高められる場所なのです。
このブログでお伝えしたいこと
このブログでは、DINKS(ディンクス=子どもを持たない夫婦)を希望する方に向けて、
実際にどのくらいの人が結婚相談所に登録しているのか
アプリやパーティーと比べてどんなメリットがあるのか
DINKS希望者の具体的な婚活の進め方アドバイス
を、データや私自身の経験をまじえながら、具体的にお伝えしていきます。
トナリビトでは「DINKs志向応援プログラム」を設け、子どもを持たない選択を尊重しながら、あなたの価値観に合う相手探しを伴走しています。
「少数派だから無理なのでは?」と感じている方も、安心して一度、私に本音を話しに来てください。
[無料カウンセリングはこちらから(オンライン全国対応)]
<目次>
1章:結婚相談所でDINKSを希望する人はどれくらいいるのか?
プロフィールの「子ども」欄に表れる本音
全国的な婚姻・出生データから見るDINKS志向の広がり
マッチングアプリ・婚活パーティーとの決定的な違い
DINKS希望にとっての結婚相談所の強み
「欲しくない」と明言する人は少数派だが...
「どちらでもよい」や空白に込められた本音
出会いの母数を増やす現実的な工夫
カウンセラーのサポートで見えない本音を知る
大手結婚相談所の現状
なぜDINKS特化の相談所が少ないのか?
「トナリビト」がDINKSに強い理由
プログラムの5つのステップ
プロフィール登録の選択肢と書き方のコツ
初対面や交際初期での伝え方
女性が特に気をつけたいこと
男性が特に気をつけたいこと
1. ライフスタイルと時間の使い方
2. 経済感覚とお金の使い方
3. キャリアとの向き合い方
4. 家族や周囲との関係性
9章:結婚相談所の料金やサービスはDINKS婚活に合うのか?
1章:結婚相談所でDINKSを希望する人はどれくらいいるのか?
「自分と同じ価値観を持った人が本当にいるのか?」——これは、みなさんが一番気になることだと思います。

プロフィールの「子ども」欄に表れる本音
結婚相談所に登録するとき、多くの人がまず驚くのが「プロフィールの細かさ」です。年齢や職業、年収、学歴だけではなく、休日・共働きの希望まで丁寧に入力します。
そしてその中には、「子ども(を望むか)」という項目があります。
トナリビトが加盟しているTMSでは、選択肢は4つ
「欲しい」
「欲しくない」
「どちらでもよい」
未入力(空白)
ここに、会員一人ひとりの"本音"がにじみ出ます。
みなさんは、どれが多いと思いますか?
このブログは30代半ばから40代に入ったくらいの方をイメージして書いていますが、少し年代を広げてお話しますね。
意外な結果:「欲しい」が最多ではない
もっとも多いのは「欲しい」ではありません。
意外に思われるかもしれませんが、「どちらでもよい」や空白にしている人が圧倒的に多いのです。
例えば、「欲しい」と入力している人の割合は
25〜34歳でみても、東京都に絞ると男女ともに35%、地方都市で40〜43%程度。 「欲しくない」と入力している人は1%程度で、「どちらでもよい」+「空白」で過半数となります。男女の差はほとんどありません。
35〜44歳をみると、東京都で「欲しい」と入力している人は、男性で3人に一人。女性で4人に一人。地方都市では、ちょっと増えるという感じです。 「欲しくない」と入力している人はやはり1%程度で、「どちらでもよい」+「空白」で過半数となります。
(詳しく知りたい方は無料カウンセリングへぜひ!)
つまり、相談所で出会う相手は必ずしも「子どもが欲しい人」ばかりではありません。
むしろグレーゾーンにいる人が多数派です。
「相手次第で考えたい」
「状況によって変わるかもしれない」
「“欲しくない”とはしにくいから、空白にしておこう」
そういうスタンスの人たちが多いのです。
だからこそ、DINKSを希望している方にとっても、結婚相談所は出会いの可能性を広げられる場所だといえます。
全国的な婚姻・出生データから見るDINKS志向の広がり
少し視野を広げて、社会全体の流れも3つのポイントで見てみましょう。
① 結婚・出産の高年齢化が進んでいる
厚生労働省の人口動態統計(2023年)
平均初婚年齢:夫31.0歳、妻29.6歳
第一子出産時の母親の平均年齢:30.9歳
35歳以上で初産の人:全体の3割超
いまや「30代半ばで結婚・出産」というのは珍しいことではなくなりました。
② 未婚率も上昇傾向
国勢調査による35歳〜44歳の未婚率
男性:約35%(三人に一人)
女性:約23%(四人に一人)
これは裏を返せば、以下のような人が増えていることを意味します:
「子どもを持たない選択肢」を考えざるを得ない人
「子供を持たない家庭像」を描く人
③ 共働き世帯の大幅増加
内閣府の調査(2022年時点)
共働き世帯:1,300万世帯超
専業主婦世帯の2倍以上
すべての家庭がDINKSというわけではありませんが、子どものいない共働き夫婦は確実に増えており、社会全体のライフスタイルが変化しているのは明らかです。
統計から見えてくる現実
こうした統計の積み重ねから見えてくるのは、「結婚=子どもを持つ前提」ではなくなりつつあるという現実です。
結婚相談所にDINKS希望の人が登録しているのは、決して特別なことではありません。
むしろ時代の流れに沿った自然な姿だと私は考えています。
2章:結婚相談所はDINKS志向の婚活に向いているのか?
「結婚相談所って、本当に自分に向いているのかな?」と最初に思う方も多いでしょう。特に30代でDINKS志向の方にとっては、「子どもを望まない」という価値観を受け止めてもらえるのか、不安になるのは当然です。

マッチングアプリ・婚活パーティーとの決定的な違い
マッチングアプリの限界
マッチングアプリは気軽に出会える反面、こんな問題があります:
❌ プロフィールの正確さに限界がある
❌ 「子どもが欲しい/欲しくない」の設定項目があっても、正直に答えていない人も多い
❌ 「欲しくない」と書いたら相手に選ばれにくくなると感じてしまう
❌ 結果的に「マッチングしたけれど、話してみたら価値観が違った」が頻発
婚活パーティーの限界
❌ 限られた短い時間で「子どもを望むかどうか」なんて話題はまず出ない
❌ 雰囲気や第一印象で選び合い、その後の交際でやっと深い話になる
❌ そこで価値観の違いが明らかになり、関係が続かない
結婚相談所は根本的に違う
結婚相談所の場合、この点が根本的に違います。
⭕️ 入会時点で全て可視化
身分証明や収入証明とともに
プロフィールに「子どもに関する希望」を入力
最初から「結婚後のライフスタイル」が見える
⭕️ 「空白」も判断材料になる
もちろん「空白」にする人もいる
それも含めて判断材料にできる
DINKS志向の方にとっては、この「透明性」こそが結婚相談所を選ぶ大きなメリットになります。
DINKS希望にとっての結婚相談所の強み カウンセラーの存在
「子どものことをどう伝えればいいのか」「相手にどう受け止めてもらえるのか」。
DINKS志向の方にとって、これは最初から最後までつきまとうテーマです。
一律ではない、個別のアドバイス
カウンセリングでも、「プロフィールに正直に"欲しくない"と書いてしまって大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。
その答えは一律ではありません。
ご本人の年齢や結婚への温度感によって:
「プロフィールで最初から明言したほうがいい場合」
「まずは"どちらでもよい"として会ってみて、対話の中で伝えたほうが自然な場合」
口ではDinks希望と言っているが、「実は、できるものなら子供が欲しい」と思っている場合
つまり大切なのは「自分の本当の気持ち」「自分がどんなふうに伝えたいか」を整理し、それを一緒に考えてくれる伴走者がいることです。
カウンセラーは単なるお世話係ではない
カウンセラーは、デリケートなテーマをどう相手に伝えるかを一緒に考える存在です。
ときには「こんな言い方をすると角が立たないですよ」と具体的な表現を提案することもあります。そうやって少しずつ言葉を整え、安心して本音を出せる環境をつくっていけるのが、結婚相談所の大きな役割だと私は思っています。
カウンセラーが関与しないセルフ婚活タイプの結婚相談所もありますが、カウンセラーが担当している相談所であれば、交際中のお相手の相談所に聞いてみるという方法をとることも可能です。
結論:DINKS志向の方に「最も価値観を共有しやすい場」
だからこそ、DINKS志向の方にとって結婚相談所は「向いている」というよりも、むしろ「最も価値観を共有しやすい場」だといえるのです。
3章:同じ価値観を持つ人が見つかる確率は?
「自分と同じように"子どもはいらない"と考えている人は、どのくらいいるのだろう?」これは、DINKS志向で婚活を考えている方が必ず抱く疑問だと思います。

「欲しくない」と明言する人は少数派だが...
先ほども書きましたが、「欲しくない」とはっきり記載している人は多くありません。数字だけを見ると「やっぱり少ないのか...」と不安になるかもしれません。
でも、ここで大事なのは、「どちらでもいい」や空白の人の中に、潜在的にDINKSに近い価値観を持つ方がたくさんいるということです。
「どちらでもよい」や空白に込められた本音
「子どもは欲しい」と即答できる人ばかりではありません。
「どちらでもよい」を選ぶ人の本音
「状況次第で考えたい」
「相手が強く望むなら合わせるかもしれない」
実は、妊活を諦めていない
空白にしている人の本音
実は「子どもはいらない」と思っているけれども、明言することに抵抗がある人も少なくありません。
なぜなら、こんな思いがあるからです
「欲しくない」とはっきり書くと冷たい印象になる
欲しい人が多いだろうという思い込みから、「欲しくない」と書くと、検索からはずれてしまうことを不安視する
そもそも、自分の気持ちが整理できていない
出会いの母数を増やす現実的な工夫
❌ 間違ったアプローチ
「欲しくない」と明記した人だけを探そうとする → 出会いの母数が大きく減ってしまう
⭕️ 正しいアプローチ
「どちらでもよい」や空白にしている人にもアプローチ → 実際にはDINKSに理解のある人と出会える確率がずっと高まる
その中から、実際に会話を重ねるなかで価値観を確認していく方が、現実的で可能性が高いのです。
カウンセラーのサポートで見えない本音を知る
さらに、カウンセラーのサポートを受けることで、プロフィールだけでは見えない本音を知ることができます。カウンセラーは、お相手が登録する相談所とコミュニケーションをとることができるからです。
これこそが、結婚相談所の大きな強みです。
まとめ:可能性は想像以上に高い
つまり、「欲しくない」と書いている人の数だけで可能性を判断する必要はありません。
視野を少し広げることで、自分と同じ価値観を持つ相手に出会える確率は、想像以上に高いのです。
4章:DINKSに特化した結婚相談所はあるのか?
「DINKSに特化した結婚相談所はありますか?」という質問を受けることがあります。

大手結婚相談所の現状
結論から言えば、現時点では「DINKS専用」と明言している大手結婚相談所は、ほとんど存在しません。
業界全体を見渡しても、「子どもを持たないこと」を前提にしたコースやプランを設けている相談所はごくわずかです。
なぜDINKS特化の相談所が少ないのか?
理由はシンプルです:
相談所としても「欲しくない人限定」と前面に出すと、逆に会員を狭めてしまうリスクがある
相談所にとっては、DINKs志向の人がいることはあたりまえで、そこに自分たちが価値提供できることを特別視していないから
つまり、多くの結婚相談所は、再婚ニーズ、子連れニーズなど、さまざまなライフスタイルニーズに都度都度対応していて、仕組みとしてはDINKS志向の活動に十分対応できる体制が整っているのです。反面、各ニーズに対する対応ノウハウには差があります。
「トナリビト」がDINKSに強い理由
そのうえで、私が運営する「トナリビト」では、特にDINKS志向の方を応援したいと考えています。
私の原体験:妊活SNS運営での数千人の声
理由は、私自身が長く「妊活SNS」という場を運営し、数千人の声に触れてきたからです。
そこには、こんな切実な声が数多く寄せられていました
「年齢的に子どもを望めないかもしれない」という不安
「自分は欲しいが、パートナーは子どもを持たない人生でもいい」と考えているケース
妊活に対する協力体制の差が、夫婦の亀裂になっていくケース
私はその声を、匿名の投稿や相談として、何千件も見てきました。
多くの方が「すぐに妊娠できる」と考えていますが、若くても何年も取り組んでいるご夫婦は、本当にたくさんいます。体力的にも精神的にも辛くなり、もう二人で生きていこうと考える方もいます。
人それぞれに深い背景があるなか、「欲しい/欲しくない/どちらでもいい」。このシンプルな3択が選びたくても「選べない人」がいることの方が当然と思うのです。
「DINKs志向応援プログラム」の想い
だからこそ、トナリビトでは「DINKs志向応援プログラム」を用意しています。
これは単に「欲しくない人を集める仕組み」ではありません。一人ひとりの背景を重視し、一緒に整理して、自分の価値観に合った相手を見つけられるように支援するためのプログラムです。
DINKS希望だからこそ、より誠実に、より深く向き合う必要がある。その伴走を私たちが担いたいと考えています。
私たちの約束
結婚相談所の業界全体で「DINKS応援」という旗を立てているところは少ないですが、トナリビトは「DINKSでも安心して婚活できる場所」だと胸を張って言える——それが私のスタンスです。
なお、トナリビトには、「妊活リミット応援」というプログラムもあります。それも同様の気持ちで作ったものです。
5章:トナリビトの「DINKs志向応援プログラム」とは?
まだこのブログは中盤ですが、ここでトナリビトのプログラムを紹介させてください。これみることで「セルフ婚活」との差も見えてくると思います。

「子どもを持たない選択を尊重してくれる結婚相談所はありますか?」そう聞かれると、私は迷わず「トナリビトです」と答えます。
私たちは、DINKS志向の方を特別扱いするのではありません。その価値観を"自然な一つの選択肢"として受け止めることを大切にしています。
なぜなら、結婚は本来「子どもを持つかどうか」で一律に測れるものではなく、夫婦ふたりがどう生きていきたいかにこそ重きが置かれるべきだからです。
プログラムの5つのステップ
1. 背景や価値観を整理する
まず大事なのは、ご自身の気持ちを整理することです。
「なぜ子どもを持たない選択を考えているのか」
よくある背景
お二人の年齢やカラダ面の背景
経済的な判断
夫婦二人の暮らしを優先したい思い
キャリアの継続
背景は人によって異なります。プログラムではその一つひとつを言葉にし、相手に伝えられる形に整えていきます。
ちなみに、年齢やカラダ面というと女性の問題と捉えられがちですが、男性要因で不妊で苦しむご夫婦もたくさんいるのをみてきた私としては、男女の問題と捉えています。
例えば、男性のED・回数が行うことが困難・量の問題など、人に言いにくいテーマにも、妊活事業のインタビューで慣れているので、ご安心いただきたいと思います。
2. 理解あるパートナー像を明確化する
「子どもを持たないこと」に理解があるパートナーといっても、その姿は人によって違います。
パートナー像の例
仕事を応援してくれる人なのか
一緒に趣味や旅行を楽しめる人なのか
単に「欲しくない人を探す」ではなく、自分がどんな未来を描きたいのかを一緒に考えていくのがこのステップです。
3. プロフィール文での自然な伝え方
プロフィールに「欲しくない」とだけ書いてしまうと、冷たい印象になりがちです。
❌ 冷たい印象の例 「子どもはいりません」
⭕️ ポジティブな表現例「私たち夫婦は二人の時間を大切にしたいと考えています」
プログラムでは、誠実でありながらも、未来に希望が見えるような言葉に整える表現方法を一緒に考えます。
〜トナリビトYoutubeチャンネルもぜひご覧ください〜
「子供いらない」と書かずにDINKs婚活で理想の相手を引き寄せるプロフィール文の書き方
4. 会話例や質問例を提供
初対面や交際初期の段階で「子どもを望むかどうか」をどう切り出すか。これは誰もが悩むポイントです。
会話例 「普段はどんな休日を過ごしていますか?」 → 自然にライフスタイルの話に広げられる
プログラムでは、相手に気持ちを確認するときの質問例もお伝えしています。練習を重ねることで、自分の言葉で安心して話せるようになります。
〜トナリビトYoutubeチャンネルの関連動画〜
【DINKs婚活】初対面の会話術|「子どもは望まない」を自然に伝える方法・相手の価値観を聞き取る方法
5. 条件に合う相手候補の探し方支援
プロフィール検索の際に「欲しくない」だけで絞ると母数が減ってしまいます。
そこで:
「どちらでもよい」「空白」の人も候補に入れる
相談所が交際中のお相手の本音を確認
ご紹介する仕組みを整える
こうして「数字に見えないDINKS予備層」と出会える可能性を広げています。
さらに:不定期の勉強会(任意参加)
また、DINKS志向の方が安心して集えるよう、不定期で勉強会や交流会を開いています。
参加するメリット
「自分だけじゃない」と感じられる
「同じように考えている人がいる」という安心感
孤独を和らげ、自信を持って婚活を続ける力になる
このプログラムが目指すもの
子どもを持たない選択が、あなたの人生パートナー探しのハードルにならないようにすること。
婚活をしていると「少数派だから」と肩身が狭く感じることもあるかもしれません。
でも、ここでは安心して自分の価値観を語り、理解あるパートナーを探すことができます。
[無料カウンセリングはこちらから(オンライン全国対応)]
6章:プロフィールでDINKS希望をどう伝えるか?
話を、もう一度、婚活にもどしましょう。

プロフィール登録の選択肢と書き方のコツ
結婚相談所のプロフィールには「子どもを望むかどうか」という欄があります。連盟が違っても大手の選択肢は大体同じです。
4つの選択肢(TMSの場合)
「欲しい」
「欲しくない」
「どちらでもよい」
未入力(空白)
よくある迷い
DINKS希望の方の中には、子供希望しないと正直に書いてしまっていいのか迷う方が多いです。
正直さはとても大切ですが、その一言だけでは冷たく見えてしまう場合もあります。
❌ 冷たく見える例 「子どもはいりません」 → 相手からは「拒絶」や「突き放し」のような印象
大切なのは:ポジティブに理由や背景を添えること
ただ「子どもはいらない」と断定すると冷たい印象を与えてしまいますが、言葉の工夫次第で誠実に、そしてポジティブに伝えることができます。
⭕️ 温かみのある表現例
「夫婦二人の時間を大切にしながら、人生を楽しんでいきたいと思っています」
「お互いのキャリアや趣味を応援し合える関係を築きたいと考えています」
このように書けば、単に「子どもを持たない」のではなく、どんな未来を描きたいのかが伝わります。
プロフィールは、趣味は映画ですといったファクト紹介ではなく、「価値観や自分らしい生き方を描く場」だと考えるとよいでしょう。
初対面や交際初期での伝え方
プロフィールで触れたとしても、実際に会ったときにどう伝えるかはまた別の悩みです。
よくある間違い
「初対面からはっきり言った方がいいのでは?」
しかし、私は少し順序を工夫することをおすすめします。
❌ 避けたい伝え方
いきなり「子どもはいりません」と切り出す → 相手にとっては驚きや戸惑いになりがち
⭕️ おすすめの伝え方
「子どもの話題を避けず、けれども断定的に言わない」というバランス
自然な会話の流れを作る方法
ステップ1:ライフスタイルの話から始める
質問例
「休日はどんなふうに過ごすのが好きですか?」
「仕事と家庭をどうバランスさせたいと思っていますか?」
ステップ2:自分の考えを少しずつ織り交ぜる
伝え方例
「私は、夫婦二人で趣味や旅行を楽しむ暮らしに憧れています」
「キャリアを続けながらお互いを応援し合える関係が理想です」
こう話せば、交際初期において「子どもを望まない」という言葉そのものを使わなくても、自分の価値観を誠実に伝えることができます。
相手にとっても、自分が大切にしている生き方を理解しやすくなるのです。そして、これが「子供はどうするか?」を直接話し合う際の下地になります。
避けたいNGパターン
❌ NGパターン1:初対面でいきなり断定
「子どもはいらないんです」 → 相手の背景を理解する前に一方的に宣言 → 「話し合う余地もない」と感じさせてしまう
❌ NGパターン2:ずっと本音を隠し続ける
結婚相談所での出会いは、真剣だからこそスピード感があります。
真剣交際や結婚の直前で「実は子どもを望んでいない」と伝えると、大きなすれ違いになってしまいます。
成功の秘訣
誠実に、でも押し付けずに。
伝え方の温度感を工夫することで、DINKS志向でも出会いは十分に実現できます。
7章:DINKS婚活で気をつけたいこと(男性/女性別)

女性が特に気をつけたいこと
女性の場合、「子どもを望まない」という話題は相手に強い印象を与えることがあります。
だからこそ、ただ「いらない」と断定するのではなく、その背景を理解してもらえるように伝えることが大切です。
⭕️ キャリア重視の場合の伝え方例
「私は仕事がすごく好きで、これからも長く続けたいと考えています。その中で、夫婦ふたりで人生を楽しむ形を大切にしたいと思っています。」
⭕️ 病気・体調による場合の伝え方例
「闘病や治療の経験を経て、自分なりにたどり着いた結論があります。結婚はしたいけれど、子どもを持たない人生を選びたいと考えています。」
こうした言葉には、相手への誠実さがにじみます。
背景を共有することで、単なる「拒否」ではなく、「自分らしい未来を大切にしている」という前向きな選択だと伝わります。
トナリビトでは、背景に応じたアドバイスをしているので、不安なら相談してください。
男性が特に気をつけたいこと
男性の場合、子どもの話題を出すときには特に言葉選びに注意が必要です。
なぜ注意が必要なのか?
女性にとって「子ども」はとてもデリケートなテーマだからです。女性が口に出す建前と本音が違うこともあります。
❌ 避けたい言い方
「子どもはいらないんですよね?」 → 確認だけを一方的に投げかける
「空白になってましたが、どういう意味ですか?」 → 空白にした気持ちに無神経に切り込む
⭕️ おすすめの伝え方
ライフスタイルの話の延長で自然に触れる:
「僕は、夫婦でいろんな場所に出かけたり、一緒に学んだりする暮らしに憧れています。子どもがいるかどうかよりも、二人の時間を大事にしたいと思っています。」
こう伝えると、女性も安心して「実は私も同じように考えていました」と本音を出しやすくなります。
男性に求められる姿勢
⭕️ 価値観を押し付けない姿勢
⭕️ 相手が発言しやすい空気をつくる配慮
子どもの話題をあえて避けるのではなく、誠実に、でも柔らかく触れる。そのバランスが、理解し合える関係につながります。
また、男性自身に言いにくい背景がある場合は、ぜひ私に相談してください!
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8章:DINKS婚活で、交際中にすり合わせておきたいこと
DINKS婚活は「子どもを持たない」という選択だけではありません。
むしろ、結婚後の生活をどうデザインするか——時間の使い方やお金の感覚、キャリアや家族との関わり方まで、通常の婚活以上に丁寧なすり合わせが必要です。
ここでは、交際の中でぜひ確認しておきたいテーマと、その会話の切り出し方をご紹介します。

1. ライフスタイルと時間の使い方
DINKS夫婦の特徴は、子供がいるご夫婦よりも各自の自由な時間が多いということ。
だからこそ、どんな生活リズムで、どんな休日を送りたいのかを早めに話し合う必要があります。
確認すべきポイント
休日は家でゆっくり過ごしたいのか
毎週のようにアクティブに出かけたいのか
個人別々で過ごす時間/二人の時間のバランス
同じDINKSでも、この違いで暮らしの心地よさが大きく変わります。
💬 切り出し例
「休日って、どんなふうに過ごすのが一番リラックスできますか?」
「結婚後も今の友人関係を大事にしたいですか?それとも夫婦の時間を中心にしたいですか?」
相手の生活リズムを知るきっかけになり、自分の理想も自然に伝えられる切り出し方ができるのが理想です。
2. 経済感覚とお金の使い方
教育費の心配が少ないDINKS夫婦は、その分「お金の使い方」が浮き彫りになります。
優先順位を確認すべき項目
趣味や旅行に投資したいのか
老後に備えて貯蓄を重視するのか
自己投資やキャリアアップに回すのか
お互いのお財布の考え方
交際中に「お金に対する優先順位」を共有することで、結婚後の不一致を防げます。
💬 切り出し例
「旅行や趣味にお金をかけるのって好きですか?それとも将来のために貯める方が安心しますか?」
3. キャリアとの向き合い方
DINKSを選ぶ理由のひとつに「仕事を続けたい」という思いがあります。
だからこそ、お互いのキャリア観を確認しておくことは欠かせません。
話し合うべき項目
転勤がある場合どうするか
昇進でさらに忙しくなったらどう支え合うか
起業や独立を考えているのか
こうした未来の変化を事前に話しておけば、結婚後の「思っていたのと違った」を減らせます。
💬 切り出し例
「これからの仕事って、どんなふうに続けていきたいと思っていますか?」
4. 家族や周囲との関係性
DINKSを望むときに避けられないのが、親からの期待です。
「孫の顔が見たい」と言われることは少なくありません。
ここで二人の意志がそろっていれば、周囲に揺さぶられても安心です。
💬 切り出し例
「もし家族に『子どもは?』って聞かれたら、どう答えるのが自然だと思いますか?」
よくある失敗例とリカバリー方法
DINKS婚活では、価値観のすり合わせが重要だと分かっていても、実際の会話ではつまずくことがあります。
失敗例① 本音を隠したまま交際を進めてしまう
どんな状況? 真剣交際や結婚直前に「実は子どもを望んでいない」と伝えて、大きな衝突になるケース
💡 リカバリー方法
遅くとも真剣交際前には伝えることが必須
切り出し方に迷ったら「自分の大事にしたい生き方を話してもいいですか?」と前置き
その後、自分の希望を丁寧に言葉にする
失敗例② 家族からのプレッシャーに一人で対応してしまう
どんな状況? 「親に説明するのは自分の役割」と抱え込み、関係に負担がかかることも
💡 リカバリー方法
二人で話し合い、「家族には一緒に説明しよう」と合意しておく
お互いが"味方"だと実感できれば、周囲の声に振り回されにくくなる
大切なのは完璧を目指すことではない
こうした失敗は誰にでも起こり得ます。
大事なのは「間違えないこと」ではなく、誠実に軌道修正できること。
DINKS婚活は、子どもの有無というデリケートなテーマを扱うからこそ、相手に伝わる言葉選びと対話の積み重ねが大切なのです。
交際中にすり合わせたいポイント・チェックリスト
実際に会話を重ねるときに、「まだ話していなかった...」と後から気づくこともあります。
そんなときのために、交際の早い段階で確認しておきたいチェックリストをまとめました。
ライフスタイル
休日の過ごし方(家派/お出かけ派)について話したか?
日常の生活リズム(朝型/夜型など)に違いはないか?
結婚後も友人関係を大切にするか、夫婦中心にするかを話したか?
お金の使い方
趣味や旅行への投資と、貯蓄の優先度を共有したか?
老後や将来に向けてどの程度備えたいかを確認したか?
キャリア
仕事を続けたい思いやキャリアの目標を共有したか?
転勤や独立など、将来の変化について理解を求めたか?
家族・親戚
親や親戚から「子ども」について聞かれたときの答え方を相談したか?
伝え方や立ち位置について二人で合意できているか?
このチェックリストをベースに話し合っておけば、交際から結婚へ進むときに「思っていたのと違った」というギャップを最小限にできます。
DINKS婚活は少数派に見えるかもしれませんが、実際には共通の価値観を持つ人は確実に存在します。その価値観を早い段階で擦り合わせることが、安心して未来を描く第一歩です。
9章:結婚相談所の料金はDINKS婚活に合うのか?
結婚相談所は、費用は高めだが、実は「投資」として合理的
ここまで話してきた通り、結婚相談所はDINKs希望の方が婚活をする場として、とても活用できる場です。
むしろ、効率的に価値観の合う相手に出会えると考えれば、相談所の費用は「投資」として合理的だと私は思います。

アプリやパーティーを転々とする場合
❌ 価値観の不一致で時間を浪費
❌ 結果的に疲れ、費用のコストがかさむ
結婚相談所の場合
⭕️ 最初から本気で結婚を考えている人に出会える
⭕️ 結果的にコストパフォーマンスは高い
むしろ、相談所のサポートを上手に使えば、自分の価値観に合った相手に効率的に出会えるぶん、さまざまなコストを抑えられるのです。
中でも一番大切にして欲しいのは、取り戻すことができない「時間」のコストです。
10章:DINKS希望で成婚した人はいるのか?
「DINKSを望む自分でも、本当に結婚相談所で成婚できるのだろうか?」この不安は、多くの方から寄せられる質問です。
まず事実としてお伝えできるのは、DINKS希望で結婚相談所を利用し、成婚に至った事例はたくさん存在するということです。このように書くと、50代などでは?と思われそうですが、30代の方でも可能です。

成功の共通点
では、DINKS希望で成婚する方々に共通するものは何でしょうか。
共通点1:価値観を早い段階で共有していた
「真剣交際に入る前に子どもの話をきちんとする」——これを怠らない方は、結果的にお互いの信頼を深めています。
❌ 失敗パターン 「言いにくいから後で」と先送り → 途中で関係がこじれるケース
共通点2:相手の気持ちを尊重する姿勢
❌ 突き放すような伝え方 「子どもはいりません」と一方的に伝える
⭕️ 誠実な伝え方 「私は夫婦二人での時間を大切にしたいと思っています」と、自分の生き方として伝える
⭕️「私は子どもを望まないけれど、あなたの考えを聞かせてほしい」と、相手に話す余地を残していた。
伝え方の姿勢の違いが、相手の受け止め方に大きく影響するだけでなく、「この人は難しいテーマでも話し合いができる人だ」、という信頼感が生まれ、二人の関係が前向きに進んでいくのです。
まとめ|DINKS希望でも結婚相談所で婚活は可能です
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!。結婚相談所におけるDINKS婚活について、データや現場の実感をもとにお話ししてきました。
改めてお伝えしたい結論
DINKS希望でも婚活は十分に可能です。
現実を整理すると...
プロフィールに「欲しくない」と書く人は少数派
BUT 「どちらでもよい」「空白」にしている人の中に、自分と同じ価値観を持つ方は確実に存在
実際に、30代でもDINKSを希望しながら成婚に至った方は少なくありません
成功の秘訣は「伝え方」
大切なのは、「どう伝えるか」「どう引き出すか」、そして「誠実さ」を忘れないことです。
なにより、その対話の姿勢や積み重ねが、「長い人生で、この人は話し合っていける人だ」という、人生を共にする相手に欠かせない信頼になります。
私の想い:人生の選択肢は一つではない
私は、妊活SNSの運営を通じて数千人の声を聞いてきました。そして自分自身も39歳から婚活を始め、40代後半で子どもを授かるという経験をしました。
だからこそ、「人生の選択肢は一つではない」と強く感じています。
DINKSという生き方もまた、尊重されるべき立派な選択肢のひとつです。
トナリビトからのお約束
トナリビトでは、その想いを形にするために「DINKs志向応援プログラム」を設けています。
お約束すること
子どもを持たない選択を尊重
理解あるパートナーと出会えるようにサポート
プロフィール文の整え方から会話の工夫まで、実践的にサポート
まずは一歩、踏み出してみませんか?
もし今、「自分は少数派だから婚活が難しいのでは」と不安に思っているなら、まずは一度、私に本音を話してみませんか?
あなたが大切にしたい価値観を一緒に整理し、そこからどう動いていくかを考えるお手伝いをします。
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オンラインで全国から可能です3分で予約が完了します
ぜひお気軽に一歩踏み出してください。
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〜著者について〜
筆者:トナリビト代表カウンセラー 時田由美子
経歴
オンライン結婚相談所「トナリビト」代表カウンセラー
女性向けゴルフ事業を17年以上経営
日本最大級の妊活SNSを運営
MBAを取得後、自身も39歳から婚活をスタート
挫折と再挑戦を経て、40代後半で高齢出産を経験
想い 数千人の声に触れる中で、「子どもを望む・望まない」というテーマが多くの人の婚活や結婚生活に大きな壁になっていることを痛感。
キャリア・婚活・妊活をすべて通ってきた当事者として、35歳からの婚活を支える場をつくりたいと考え「トナリビト」を立ち上げました。
お客様からの声
「話しやすい」
「否定されない」
「相談すると気持ちが整理される」
論理的な分析と丁寧な対話を通じて、会員一人ひとりに合った婚活をサポートしています。
私の信念
一人で生きていく選択も、パートナーと共に歩む選択も、どちらも尊いもの。
その上で「やっぱりパートナーと歩みたい」と思う方の背中を、誠実に押していくことが私の使命です。



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